The Way Up Tour

4月22日東京国際フォーラム
ホールA。
いきなり演奏開始、ぶっ続けで1時間、The Way Upを全部演ってしまった。信じ難い集中力。聴く方がついて行けない。この僕でさえ途中何度か切れそうになる。
彼等は途切れることの無いパワーで、全ての人の感覚を開放していく。あらゆる琴線を詰め込んだ1時間が終わる直前、Pat Methenyのラストノートが静かに会場全体に響き渡る。その瞬間、突然訪れたこの至福の感覚はいったい何か?
本人の「アルバム丸ごと全部演っちゃってー・・」などと言った無邪気なコメントの後すぐに再開。旧作を次から次へと演奏していく。Jamesには少しウルっとなったが・・。
アルバム「The Way Up」は、聴いていると時折途方にくれてしまう困ったアルバムだったが、このLiveで各メンバーのソロを聴いてなんとなく分かった気がした。あー、これでいいんだと思った。
また新しい世界を少しだけ教えてもらった気がした。
彼らの音楽は果てしなく遠く感じるのに、
いつの間にか僕の傍らに優しく寄り添う。

